キャッシュレス決済の扉を開けてみよう
雨が降っても降らなくても・・・
今回も私のブログにお立ち寄りいただきまして、
ありがとうございます。
週間天気予報の画面の数日先の方にはには、やっと雨マークが並ぶようになり、
この地域では例年よりかなり遅い梅雨入りになるということで、梅雨前最後の青空を
楽しんでいるところです。そして梅雨明けしたら何をしようか、考えるだけでワクワク
してきますが、その前にやっつけなきゃいけない悪魔のような仕事の山…。でも乾いた
喉に流し込むビールが美味しいように、楽しみの前の仕事の山、悪くないと思って
ます。
さて前回は高齢者がITの恩恵を享受して、より便利に生活していくために、
現在マスコミで取り上げられているキャシュレス精算についてご紹介しましたが、
では数あるキャシュレス精算の中から、高齢者と相性のいいものはどれになるかを
紐解いていきます。
古くて新しいキャッシュレス決済方法
キャシュレスといえば、なんだか新しいもののような気がしますが、昔から意外と
身近なところにあって、クレジットカードはその代表ではないでしょうか。
でもクレジットカードならわざわざここでおすすめする必要もないですよね。そんな
中で今回おすすめしたいのは、デビットカードというキャシュレス決済の方法です。
これもそれほど新しいものではないんですが、あまり知られていないキャシュレス決済
方法ではないでしょうか。
それではデビッドカードについて、ご紹介していきましょう。
デビッドカードって?
まず見た目の形としてはクレジットカードのようなプラスチックのカードで、使い方も
クレジットカードとそっくりですが、いくつか大事なところで違いがあります。
また高齢者にとっては電子マネーよりメリットがある部分もあります。例えば・・・
- 基本的にカードを作る際の審査がないので、収入が少ない高齢者でも作れる。
- 使用時、サインか暗証番号だけで使える。
- 銀行口座の残高の分だけ使えるので、使いすぎることがない。
- アマゾンやコンビニなどでも使え、使える場所が多い。
- けっこう高比率でポイントが付与される。
- 銀行のキャッシュカードと併用になっているものもある。
- ネットで使用履歴を確認することができる。
- 苦手なITに頼る必要がない。・・・etc.
自分に合ったキャッシュレス決済方法を使おう
以上がデビッドカードのメリットですが、人によってデメリットになる部分も
あります。例えばETCカードが取れないとか、海外ATMから現地外貨の引き出し
手数料が高いなどがありますが、日常的な使用ではほとんど関係のないことですよね。
「高齢者はITスキルを身につけよう」というテーマでご紹介してきたキャッシュレス
決済ですが、高齢者だけではなくどんな方にも言えることは
「自分に一番合ったものを選ぶ」
ということです。TVやマスコミでは目新しいQRコード決済が取り上げられることが
多いですが、別にだからといってキャッシュレス決済はQRコード決済しかないわけで
はないですし、そもそも政府がキャッシュレス決済を推進する背景には・・・
- レジ清算スタッフを削減することで、企業の人手不足を解決する。
- コストのかからないQRコード決済を中小企業にも入れて消費を促す。
- 審査のいらないQRコード決済で、ITに詳しい若年層の消費を促す・・・etc.
などの事情を反映していて、決して使う側の利便性ばかりを追ったものではないという
ことです。
デビッドカードを使ってみよう
「でもデビッドカードをいざ作るとなると、手間がかかるのでは?」というご心配も
あるかもしれません。下には私も使っている楽天銀行のデビッドカードについての
まとめがありましたので、ご参考にされてみてください。
<楽天銀行デビッドカードのメリット・ポイントの貯め方と使い方>
https://nomad-saving.com/10918/
大事なのはキャッシュレス決済をご自身の生活に取りいれるに当たって、自分に合った
方法を選ぶことです。自分にとっての便利さを手に入れ、老後の生活を便利に賢く
過ごすことが一番の目的で、世の中の流れに流されて不便を手に入れ、イライラ
したのでは、意味がありませんからね。
まず貴方にとってデビッドカードを作ることと、QRコード決済を導入することと、
どちらが簡単ですか?支払いの時、どちらがスムースに便利に使えますか?
どんなものにでも選択肢というのはいくつかあるものです。キャッシュレス決済の種類
を知り、それぞれのメリット・デメリットを知り、自分に合ったものを知ることで、
本当に自分に合った決済方法を取り入れることができるのです。
充実した老後を便利に過ごすために、さぁ勇気を出して・・・
キャッシュレス決済の扉を開けてみましょう!
今回も最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。