投票率が低い低いと言いますが「投票率100%」の選挙を貴方は望みますか?高い投票率がいい社会を作るとは限らない理由
今回も私のブログにお立ち寄りいただきまして
本当にありがとうございます
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夢のような「投票率100%」の妄想
イマイチ盛り上がりに欠けた参議院選挙も終わり、選挙宣伝カーの声もなくなって
静かな朝がまた戻ってきました。今回の選挙の投票率は記録に残る低さになりそうだと
いうことで、相変わらずの政治離れが目につきました。
いくら期日前投票があるとはいえ、行きたくても行けなかった人もいらっしゃるとは
思いますが、今回の選挙に投票していない半分以上の方がもしみんな投票したとして、
投票率100%となったら、
世の中はどうなるか考えたことありますか?
民意が100%反映された素晴らしい社会になるのか、政治や社会問題に関心のない
人たちが投票することで、でたらめな社会になるのか・・・。投票率の低さを嘆く前に
こうした議論ってなされたことないですよね。
絶望的な投票率=絶望的な政治
投票率ってその時代の政治への関心や期待度を表している部分もありますから、
そういった意味では半数の人が今の政治に期待してない、もしくは絶望してるという
ことになるのでしょうか。もしそうだとしたら、この国は本当に寂しい国だなと思って
しまったわけです。
どの政党が政権を握っても、どの人が総理大臣になったとしても、日本と言う国家が
持つ問題が変わるわけではないし、アプローチの方法にも限界があるわけで、まぁ
こうした考えが、選挙離れ、政治離れをより大きくしている原因のひとつなんでしょう
ね。
投票率が低いのに、全員が選挙に行ったと答える不思議
そういえば選挙の投票率といえば、選挙が終わった次の日に、会社なんかで
「昨日、選挙に行った?」
って聞いたら、ほとんど全員が
「うん、行ったよ」
って言いませんか?
投票率からすれば、2人に1人は行ってないはずなんですが・・・。
もしかしてミラクルでたまたま選挙に行った人ばかりが私の周りに集まっているのか、
それとも2人に1人が嘘をついているのか?
まぁ、あまり考えないことにしましょう。
それから、私が若くてまだ選挙に行ってなかった頃、よく親父に
「社会人なんだから選挙くらい行くのが常識だろ」
なんて言われたものですが、投票率が50%を切った場合、選挙に行くことが
常識なのか、行かないことが常識なのか、どっちが常識なんでしょうね・・・。
今度、実家に帰ったら、国会答弁並みにしっかり親父を問い詰めてみたいと思います。
今回も最後までお付き合いいただきました
ありがとうございました
<m(__)m>