おひとり様、問題ない?
増えるおひとり様
今回も私のブログにお立ち寄りいただきまして、
本当にありがとうございます
さてさて、最近は一度も結婚せず、死ぬまで独身という方も徐々に増えているとか…。
そこには他人には理解できない、いろいろな事情がおありでしょうが、価値観は自由と
いうことで、私は全然ありだと思ってます。でもやっぱり生涯お一人様ならではの
問題、例えば孤独死や中高年の引きこもりなども起こっているのも事実です。
豊かな社会と、おひとり様
ではなぜこんなにもお一人様が多い時代になったのか、ちょっと考えてみたんですが、
まずひとつは世の中が昔に比べ豊かになり、価値観が多様化したことが挙げられるで
しょう。簡単に言えば、集団から個人の時代になったということなのでしょうか。もう
ひとつは、世の中が豊かになり昔に比べ便利になったこともあるでしょう。
例えば生活の基本である衣食住で考えてみると、着るものはファストファッションの
台頭で、使い捨て感覚で服を着ることができるようになり、破れたりしても縫ってまた
着るということがなくなりました。食べる物はコンビニの24時間営業などで、いつでも
簡単に美味しいものを手にいれることができるようになりました。住むところなら、
保証人なしで敷金礼金なしの賃貸アパートを誰でも気軽に借りれるようになりました。
おひとり様のハードル
また一昔前までは、結婚していることが社会的信頼の証であるという考え方も
あったかもしれませんが、現在ではその考えも少しずつ薄くなっているかもしれま
せん。結婚を煩わしいと思っている人は、無理に結婚する必要がなくなり、なんとなく
結婚した人も離婚のハードルが下がり、今では3組に1組が離婚するという社会に
なってきました。これだけ世の中が便利になってくると、お一人様でいることの
ハードルが低くなり、ますますおひとり様は増えていく傾向になっていくでしょう。
こうして見ていくと、世間が見ているおひとり様のイメージ、おひとり様=可愛そう、
おひとり様=不便というのは、この時代には少し誤ったイメージなのかもしれません。
「積極的おひとり様」VS「消極的おひとり様」
私の周りにもおひとり様を自分のライフスタイルとして考え「積極的おひとり様」
として、前向きにとらえ満喫している人がいます。逆に本当は結婚したいんだけど、
なかなかその機会がなく、おひとり様を仕方なくやっている「消極的おひとり様」も
います。その両者を見た時、「積極的おひとり様」は多趣味で、ITスキルを身につけ
便利なもの楽しいものお得なものの情報をいち早く手に入れて活用している人が多い
ように思います。またお金も自分の生活をより便利で充実したものに使い、おひとり様
であることに寂しさや不便さを感じさせない生活をしている人が多いようです。
逆に「消極的おひとり様」は、いつか結婚することを夢見て、婚活情報を追いかけ、
同じ「消極的おひとり様」と集まり、安い居酒屋で会社や世の中に対する愚痴に
華を咲かしている人が多いように思います。
おひとり様とITスキル
このように、おひとり様の世界にもIT情報格差が発生しつつあります。このIT情報
は高齢に向かうにつれ、健康や生命にかかわる情報を手に入れられるかどうかの格差に
なってきて、もしかしたら将来的にはIT情報格差が平均年齢に関係してくる時代が
来るのかもしれません(いや、もしかしたらもう来ているのかも・・・)。便利な家電が
出れば欲しいなと思うのに、便利が詰まっているIT技術を身につけたいと思わないの
は、すごくもったいないと思います。自分の生活の充実のために、安全確保のために、
健康で長生きするために、健康グッズや健康サプリもいいですが、それらを効果的に
活かすための情報を得る手段、ITスキルを身につけて楽しい
「超積極的ITおひとり様」
を目指していきましょう。
今回も最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。