今さら「ネットショッピング」なんです
いつまでコンビニに行けますか?
今回も私のブログにお立ち寄りいただきまして、
本当にありがとうございます。
さて、高齢おひとり様生活のお話しです。独りで生活してると自分だけ満たせば
いいので、何でも自由に自分のペースでできるのはメリットと言えばメリットですが、
逆に意識して生活していかなければ、生活は荒れる一方と言えるかもしれません。
ですから特に男性のおひとり様生活は食事も不規則になりますし、栄養も片寄りがち、
部屋はなかなか掃除もせずにゴミ屋敷寸前、なんてことが起こったりもします。
そして買い物も面倒くさくなり、ついつい近所のコンビニで簡単に済ませたりという
ことになるかもしれません。しかしコンビニなら自宅から近いし何でも揃っているし、
レジで並ぶことも少ないかもしれませんが、食料品の値段はスーパーマーケットよりも
高いし、日用品はドラッグストアよりも高いことでしょう。ましてや、さらに歳を
取って近所のコンビニに行くことすら難しくなった時、どうやって生活を維持していく
のでしょう?。
今さらながらのITスキル
こんなときもはやり、できるだけ若いうちからITスキルを身につけておけば、
歳を取って外出が難しくなっても、生活に必要なものを手軽に手に入れることが
できます。そのITスキルとは・・・
「ネットショッピング」です。
今さらながらですが、ご存じのようにネットショッピングには様々なメリットが
あります。例えば・・・
- 品物の選択肢が広い
- 近所の店舗の最安値並みに安い値段設定
- ポイント付与されるサイトが多い
- そして何より数日で自宅まで配達される・・・etc.
みなさんもよくご存じのアマゾンや楽天など、もう随分前から普及しているネット
ショッピングですが、果たしてどれくらいのシニア層の方が、有効に使われているの
だろうかと参考にしてみたのが下のデータです。
意外と思われるかもしれませんが、シニア層の方々も若者に負けないくらい
ネットショッピングを使われていることが分かります。そこにシニア層とネット
ショッピングの相性の良さが見て取れます。しかし逆にまだ使われていないシニア層の
方も一定数いらっしゃることも分かります。ここで取り上げてみたいのは、若者と
シニア層の利用者割合比較ではなく、シニア層同年代の中での利用している方と、
利用していない方の格差がすでに存在していることです。好きなときに外出して街を
長時間歩いて、ウィンドウショッピングができるような体力的にも不自由ない
若い方なら、この格差をそれほど気にすることもないでしょう。しかしシニア層とも
なると、体力的になかなか思うように行動できない年齢です。ネットショッピングを
利用されていないシニア層の方は、身体が衰えていく中で非常に狭いエリアでの
選択肢の少ないショッピングで満足せざるを得ない状況が、少なからず見えてきます。
ITのない、おひとり様生活なんて
もちろん、ネットショッピングでは味わうことのできない、実店舗でのショッピングも
シニア層の方にとっては大事な生活の一部ということは言えます。買い物をきっかけに
外出する機会ができますので、日ごろの運動不足を解消することもできるでしょうし、
近所の店舗のスタッフと話しながら買い物を楽しむことができれば、社会性・地域性を
生活の中に保つこともできますし、天気のいい日に散歩がてら外出する機会があれば、
ストレス解消にはもってこいかもしれません。
それでもやっぱり・・・「いつかは次第に外出が難しくなる」ということを考えたら、
ネットショッピングのスキルというのは、ライフラインそのものということになるかも
しれませんし、自分で自分を助ける一種の保険のようなものと言えるかもしれません。
「新しいことを始めるのに遅すぎることはない」なんて言いますが、高齢者の場合、
「新しいことを始めるなら、早すぎることはない」というのが正解でしょう。
「思い立ったが吉日」途中でご紹介した、ネットショッピング利用者数の表の
「少数派」にいらっしゃる方は、この機会にぜひ「多数派」の仲間入りをされてみては
いかがでしょうか?
今回も最後までお付き合いいただきまして、
本当にありがとうございました。